ランドリールームは必要?口コミで分かった後悔しない判断基準

間取り

「共働きなら、ランドリールームは必須」

SNSや間取り実例を見ていると、そんな気がしてきます。

でも、専用の部屋を作ったのに「狭い」「乾かない」「服がたまる」と感じている人もいます。一方で、2畳でも「作って良かった」と感じている家庭や、あえて専用室を作らず満足している家庭もあります。

僕が育った家では、洗面台・洗濯機・脱衣スペースが一つの部屋に集まっていました。誰かが入浴していると、別の家族は歯磨きや洗濯物の出し入れをしにくい。家族の用事が一室へ集中する不便さは、何度も経験しています。

この体験は、前回の洗面所と脱衣所を分けるべきかを考えた記事でも詳しく書きました。

ただし、ここは正直に区別します。僕の一次体験は「洗濯と身支度が同じ部屋でぶつかった経験」であり、独立したランドリールームを長期間使った感想ではありません。

そこで今回は、公式情報と、実際に注文住宅で暮らす施主の公開口コミを確認しました。「作って良かった」「後悔した」「専用室を作らなかった」の三方向から、どんな条件で評価が分かれるのかを整理します。

この記事を書いた人|GURIZO(グリゾー)
九州で家族と注文住宅を建てた30代会社員。家を建てた後も、間取り・住宅設備・費用を調べ続けています。専門家として断定するのではなく、実体験・公式情報・第三者の声を分け、読者が自分で選ぶための判断材料を整理します。

  1. 3秒で分かる結論
  2. 独立ランドリールームは、実は多数派とは限らない
  3. ランドリー計画は4つに分けて考える
  4. ランドリールームを作る4つのメリット
    1. 1.洗濯物を持って家の中を往復しにくくなる
    2. 2.洗濯物がリビングへ出にくい
    3. 3.天候や時間帯に左右されにくい
    4. 4.旅行後など洗濯量が多い日に処理しやすい
  5. 作る前に知っておきたい5つのデメリット
    1. 1.専用室にした分、別の部屋は小さくなる
    2. 2.部屋を作っただけでは洗濯物は乾かない
    3. 3.収納が遠いと「服の仮置き部屋」になりやすい
    4. 4.物干し・扉・作業台が干渉することがある
    5. 5.家族が増えると、必要な物干し量も変わる
  6. 費用は「ランドリールーム一式」で比べない
  7. 実際に使った人はどう感じている?6つの施主口コミ
    1. 口コミ1|2畳・4人家族:大量の洗濯をその場で片づけられた
    2. 口コミ2|ベランダなし:乾燥方法を使い分けて満足
    3. 口コミ3|3畳:物干しと作業台を実寸で使い分けた
    4. 口コミ4|約3畳・子ども2人:家族が増えて物干しが足りなくなった
    5. 口コミ5|独立3畳・毎日部屋干し:冬の大量洗濯で一部が生乾き
    6. 口コミ6|33坪:専用室ではなく和室を多目的に使った
  8. 口コミから見えた、満足と後悔を分ける4条件
    1. 1.普段の洗濯量ではなく、最大量に耐えられるか
    2. 2.乾燥方法が一つに固定されていないか
    3. 3.収納が同じ場所・同じ階にあるか
    4. 4.専用室にしたことで、何を削ったか納得しているか
  9. ランドリールームが向く家庭・いらない可能性がある家庭
  10. 契約前に図面で確認したい7項目
  11. よくある質問
    1. 2畳と3畳なら、どちらが使いやすい?
    2. 窓があれば乾きやすい?
    3. 乾燥機があればランドリールームはいらない?
    4. 脱衣室と兼用しても大丈夫?
  12. 最終判断|必要なのは「洗濯専用の部屋」ではなく「洗濯が終わる仕組み」

3秒で分かる結論

結論から言うと、ランドリールームの必要性は、部屋があるかではなく「乾かす・たたむ・しまう」が近くでつながるかで決まります。

次の条件がそろう家庭は、独立したランドリールームを検討する価値があります。

  • 室内干しが洗濯の中心になっている
  • 洗濯物や物干しがリビングなど日常空間を圧迫している
  • 干した場所で、たたむ・アイロン・一時置きまで行いたい
  • 下着や部屋着、ファミリークローゼットが近い
  • 通路と作業場所を確保しても、他の大切な部屋を圧迫しない

逆に、乾燥機で大半を乾かす、浴室乾燥や外干しで足りる、収納が別の階にある、専用室を作るとLDKや収納が狭くなる家庭では、独立室の優先度は下がります。

僕なら上の5項目を使い、4〜5項目なら独立室、2〜3項目なら脱衣室との兼用、0〜1項目なら専用室なしの案を先に比較します。

これは公的な基準ではなく、GURIZO式の整理方法です。最終判断では、家族の洗濯量と実際の図面を優先してください。

GURIZOメモ
「共働きだから必要」では粗すぎます。洗濯物が乾いた後、どこへ戻るのかまで線でつながって初めて、部屋が時短に変わります。

独立ランドリールームは、実は多数派とは限らない

南海プライウッドの収納情報サイトは、同社が確認した新築注文住宅1,065物件の平面図を分析しています。

その結果では、室内干しまで行える「ランドリースペース」があった物件は760件、全体の71%でした。ただし、この中には独立室だけでなく、脱衣室との兼用も含まれます。

ランドリースペースがあった760件の内訳では、脱衣室との兼用が341件で45%、独立型が137件で18%でした。さらに独立型137件のうち、備え付け収納がなかった家は65%と報告されています。

参考:南海プライウッド「1000件の図面分析から導くランドリールーム」

この調査は南海プライウッドが扱った図面の分析であり、日本全国の住宅を無作為抽出した公的統計ではありません。それでも、次の2点は参考になります。

  • 室内干しの場所を作る家は多いが、独立室だけが答えではない
  • 独立室を作っても、収納まで一体で計画されているとは限らない

「ランドリールームを採用したか」だけを比べるより、どこで乾かし、どこでしまう設計だったかを見る方が実用的です。

ランドリー計画は4つに分けて考える

ランドリー計画は、「独立室を作る」「作らない」の二択ではありません。主に次の4案があります。

計画主な特徴向きやすい家庭注意点
独立ランドリールーム洗濯専用の部屋を設ける室内干しが多く、作業と収納も集約したい床面積、乾燥、収納、通路を同時に計画
脱衣室と兼用浴室横で洗う・干すをまとめる水回り動線を短くし、面積も抑えたい入浴中の使用、湿気、着替えとの干渉
多目的スペースホール・和室・家事コーナーなどと兼用洗濯以外にも部屋を使いたい洗濯物が通路や別用途を邪魔しない工夫
専用スペースなし乾燥機・浴室・ベランダなどを使う乾燥方法が確立し、他室を優先したい乾燥できない衣類の一時干し場所は必要

独立室は、家事を完結しやすい一方で、用途が洗濯へ固定されます。兼用型は面積を抑えやすい一方で、入浴や着替えと時間が重なる可能性があります。

専用室なしでも、乾燥機・浴室乾燥・外干しを使い分けられるなら合理的です。乾燥機を検討している場合は、乾太くんが必要な家庭・いらない家庭を整理した記事も合わせて確認してください。

ランドリールームを作る4つのメリット

1.洗濯物を持って家の中を往復しにくくなる

洗濯機から取り出す。その場で干す。乾いたらたたむ。近くへしまう。

この流れを同じ場所または短い動線へまとめられれば、濡れた洗濯物をベランダまで運び、乾いた後に別の階へ戻す動きが減ります。

ただし、洗濯機と物干しだけを置き、収納が遠ければ、最後の運搬は残ります。

2.洗濯物がリビングへ出にくい

たためなかった洗濯物をソファへ置く。室内物干しをリビングへ出しっぱなしにする。

専用の処理場所があれば、途中の洗濯物を日常空間から分けやすくなります。これは「見た目が整う」だけでなく、ソファや通路を本来の用途へ戻せるメリットです。

3.天候や時間帯に左右されにくい

花粉、雨、帰宅時間を気にせず室内干しできる場所があれば、夜に洗って朝までに乾かすなど、家族の生活時間へ合わせやすくなります。

ただし、室内に干せることと、予定時間までに乾くことは別です。除湿・送風・換気を含めて考える必要があります。

4.旅行後など洗濯量が多い日に処理しやすい

普段の1回分だけでなく、シーツを洗う日、子どもの行事後、旅行から帰った日には洗濯量が増えます。

干す場所、仮置き、たたむ台、収納がまとまっていれば、次の洗濯を回しながら前の分を処理しやすくなります。

作る前に知っておきたい5つのデメリット

1.専用室にした分、別の部屋は小さくなる

同じ延床面積の中で独立室を作れば、LDK、収納、玄関、個室などへ使える面積は減ります。

ランドリールームを毎日使う時間と、削る部屋を家族が使う時間を比べる必要があります。「便利そう」だけで独立室を確保すると、別の場所で不満が出るかもしれません。

2.部屋を作っただけでは洗濯物は乾かない

パナソニックの室内干しガイドでは、室温が低く湿度が高いと乾きにくく、湿度は50%以下が一つの目安とされています。また、衣類同士を密着させず、風の通り道を作ることも案内されています。

参考:Panasonic「雨の日の部屋干しにエアコンと除湿機を使う方法」

同ガイドでは、同社の衣類乾燥除湿機を使う場合、吹出口と洗濯物を40cm程度離す例も示しています。ただし、必要な距離や設置条件は機種で異なるため、採用する製品の取扱説明書を優先してください。

小さな密閉室へ大量の衣類を詰め込めば、ランドリールームという名前でも自動的に乾燥しやすい空間になるわけではありません。

3.収納が遠いと「服の仮置き部屋」になりやすい

その場でたためても、クローゼットが別の階にあれば最後に運ばなければなりません。

特にハンガー収納の服は、たたまずに掛けたまま戻せるかで動線が変わります。下着と部屋着だけ近くへ置くのか、家族全員の普段着まで置くのかを決めておく必要があります。

4.物干し・扉・作業台が干渉することがある

畳数が同じでも、細長い部屋と正方形に近い部屋では使い方が違います。

洗濯物を掛けた状態で人が通れるか。洗濯機の扉を開けられるか。引戸の引き込み側へ棚やバーを付けられるか。作業台の上に衣類が垂れてこないか。

図面の「2畳」「3畳」だけでなく、ハンガーと扉を描き込んだ状態で確認してください。

5.家族が増えると、必要な物干し量も変わる

夫婦2人で足りていた物干しが、子どもの誕生や部活動、寝具の洗濯で足りなくなることがあります。

現在の平均量ではなく、「雨の日に家族全員分とタオルを室内へ干す日」など、量が多い日を基準に考えた方が安全です。

費用は「ランドリールーム一式」で比べない

ランドリールームの追加費用を、一律に「○万円」と断定することはできません。

延床面積を増やすのか、他の部屋を削って配分するのか。壁と建具を増やすのか。換気、コンセント、照明、カウンター、収納、スロップシンク、除湿機、エアコンなどをどこまで含めるのかで金額が変わるからです。

見積もりは、次の3案を同じ洗濯条件で出してもらうと比較しやすくなります。

  1. 独立ランドリールームを作る案
  2. 脱衣室とランドリースペースを兼用する案
  3. 専用室を作らず、乾燥機・浴室・多目的物干しを使う案

そのうえで、次の項目を分けて確認します。

  • 延床面積の増減
  • 壁・建具・造作カウンター・収納
  • 物干し金物と下地
  • 換気・除湿・エアコンなどの乾燥設備
  • コンセント、専用回路、排水の有無
  • 将来の機器交換とメンテナンス空間

本体工事費だけでなく、専用室へ使う面積と、毎日の移動が何年続くかを一緒に比べるのが大切です。

実際に使った人はどう感じている?6つの施主口コミ

ここでは、公開された施主ブログから条件を確認できた6例を紹介します。個人の感想であり、住宅全体を代表する統計ではありません。都合の良い声だけに寄せず、満足・後悔・別解を分けて見ます。

口コミ1|2畳・4人家族:大量の洗濯をその場で片づけられた

2026年2月の投稿時点で、入居5年目、夫婦と4歳・0歳の子どもの4人暮らしを公表している施主は、2畳のランドリールームを使用しています。

旅行後に洗濯機を3回ほど回した日でも、干す、取り込む、その場でたたむ、真下のチェストへしまう流れができ、作って良かったと振り返っています。

出典:住友林業のマイホームで暮らしと時間が整うお家づくり「2畳のランドリールーム」

一方、同じ家庭は別の記事で、ハンガー収納する場所をランドリールーム内に作らず、主なファミリークローゼットが別の階にあるため、洗濯後の服がたまりやすいとも書いています。

出典:同ブログ「入居後5年でプチ後悔ポイント」

同じ2畳でも、「たたむ服」は片づけやすく、「掛ける服」は戻しにくい。部屋の広さだけでなく、収納方法まで決める必要があると分かる例です。

口コミ2|ベランダなし:乾燥方法を使い分けて満足

ベランダを作らず、ドラム式洗濯機の乾燥、室内干し、浴室乾燥を使い分けている施主は、畳み台があることで洗濯物がソファを占領しなくなった点を高く評価しています。

常時換気とサーキュレーターを使い、厚手のデニムやベッドパッドは浴室乾燥へ回していました。

出典:小林住宅で家づくり/マイホーム記録「ランドリールームを使ってみての感想」

この口コミから分かるのは、ランドリールームだけですべて乾かす必要はないということです。衣類の種類に応じて乾燥方法を分けられる家庭では、専用スペースが使いやすくなります。

口コミ3|3畳:物干しと作業台を実寸で使い分けた

3畳のランドリールームを公開している施主は、通路を妨げにくい壁付けのランドリーパイプと、別の室内物干しを使い分けています。

奥行き45cmのカウンターはアイロン台が収まり、衣類もたたみやすいと評価しています。一方で、大きな衣類は別の物干しへ回していました。

出典:ウイングホーム お施主様ブログ「我が家のランドリールーム紹介」

「3畳なら十分」ではなく、シャツの袖、カウンター奥行き、物干し位置を実際の物で確認したことが満足につながった例です。

口コミ4|約3畳・子ども2人:家族が増えて物干しが足りなくなった

脱衣所兼ランドリールームを約3畳で作った家庭では、夫婦2人のときは問題がなかったものの、次男が生まれて洗濯物が増え、リビングの室内物干しも常時使う状態になったと振り返っています。

出典:注文住宅でラクして暮らす「注文住宅で後悔したこと」

今の人数だけでなく、子どもの成長後や洗濯量の多い日まで含めて物干し量を考える必要があると分かります。

口コミ5|独立3畳・毎日部屋干し:冬の大量洗濯で一部が生乾き

30代夫婦で独立した3畳のランドリールームを作り、毎日部屋干ししている施主は、普段は作って良かったと感じていました。

しかし冬の洗濯量が多い日に、一部の靴下とズボンが乾き切らず、衣類乾燥除湿機の設定や手入れを見直しています。

出典:無知からの家づくり「冬のランドリールーム」

独立室と除湿機があっても、洗濯量、季節、干し方、機器の状態によって乾燥結果が変わる例です。

口コミ6|33坪:専用室ではなく和室を多目的に使った

33坪の家を公開している施主は、専用ランドリールームを作ると居住スペースが減ると考え、リビング横の和室を子どもの勉強・工作とランドリーの両方に使っています。

収納を閉じれば日用品を隠せる点も含め、この選択を良かったと評価しています。

出典:33坪のおうちの快適な暮らしを目指す「採用して良かった〜間取り編〜」

毎日洗濯だけに使う部屋を固定せず、必要な時間だけ多目的室を使う方法もあります。

口コミから見えた、満足と後悔を分ける4条件

ここからは、上の事例と公式情報を踏まえたGURIZOの分析です。

6例だけで「世間の総意」を断定することはできません。ただし、満足と後悔が分かれた条件は、次の4つに整理できます。

1.普段の洗濯量ではなく、最大量に耐えられるか

旅行後、寝具を洗う日、子どもの成長後など、量が増えたときに物干しと通路が両立するかが重要です。

2.乾燥方法が一つに固定されていないか

乾燥機、室内干し、浴室乾燥、外干しを衣類ごとに使い分けられる家は、専用室へすべての負担を集めずに済みます。

3.収納が同じ場所・同じ階にあるか

たたむ服とハンガー収納の服では、戻し方が違います。「ランドリールームに収納がある」だけでなく、何をどこまで置くかを決める必要があります。

4.専用室にしたことで、何を削ったか納得しているか

独立室は便利でも、LDKや収納を狭くしてまで必要かは家庭で変わります。多目的室の方が、限られた床面積を使い切れる場合もあります。

僕が実家で感じた不便は、洗濯・歯磨き・入浴が同じ部屋で時間まで重なったことでした。だから用途を分ける価値はよく分かります。

一方で、洗濯だけを別室へ移しても、収納が遠くなったり、乾かなかったりすれば、別の不便へ置き換わります。解決したい衝突を先に決め、そのために必要な広さと設備を後から選ぶのが順番です。

ランドリールームが向く家庭・いらない可能性がある家庭

独立ランドリールームが向く独立室はいらない可能性がある
室内干しが洗濯の中心乾燥機で大半を乾かす
夜間や天候を問わず洗濯したい外干し・浴室乾燥で足りている
洗濯量が多く、仮置き場所も欲しい室内干しは少量・一時的
たたむ・アイロン・収納まで行うたたむ場所や収納が別に決まっている
近くに普段着の収納を置けるクローゼットが別の階になる
他室を圧迫せず作業通路を取れるLDK・玄関・収納を広げたい

左右のどちらが正解という表ではありません。家族の洗濯方法が変われば、判断も変わります。

契約前に図面で確認したい7項目

  1. 最大日の洗濯量:普段ではなく、雨の日・寝具・旅行後の量を洗濯かごで再現する
  2. 必要な物干し長さ:今使っているハンガーを並べ、衣類同士の間隔も含めて測る
  3. 乾燥方法:乾燥機、除湿機、エアコン、浴室乾燥、外干しの担当を衣類別に決める
  4. 湿気と風の経路:給気・換気・除湿・送風の位置を設計担当者と確認する
  5. 扉と通路の干渉:洗濯機、収納、引戸、物干し、カウンターを使用状態で図面へ描く
  6. たたんだ後の収納先:下着、部屋着、普段着、タオルを何歩で戻せるか確認する
  7. 3案の同条件見積もり:独立室、脱衣室兼用、専用室なしを同じ設備条件で比較する

図面を見るときは、何も置いていない部屋ではなく、洗濯物が掛かり、洗濯機の扉が開き、人がかごを持って立っている状態を想像してください。

よくある質問

2畳と3畳なら、どちらが使いやすい?

畳数だけでは決まりません。部屋の縦横比、物干し方向、洗濯機と扉の位置、作業台、収納、干す量で変わります。

2畳で動線が完結して満足している口コミもあれば、約3畳でも家族が増えて足りなくなった口コミもありました。畳数より、最大量を掛けた状態の通路を確認してください。

窓があれば乾きやすい?

窓の有無だけでは決まりません。外気が高湿度の日もあるため、換気・除湿・送風を含めて計画します。

採用する換気設備や除湿機の能力、必要な設置間隔は製品ごとに異なります。設計担当者とメーカー資料で確認してください。

乾燥機があればランドリールームはいらない?

乾燥機で乾かせない衣類、シワを避けたい服、寝具、一時干しがあるため、物干し場所が完全に不要とは限りません。

ただし、乾燥機で大半を処理できるなら、独立室ではなく脱衣室の一角や浴室物干しで足りる可能性があります。

脱衣室と兼用しても大丈夫?

水回りをまとめやすく、省スペースにしやすい案です。一方で、洗濯物を干しているときに着替えられるか、入浴中に洗濯機や収納を使えるかを確認する必要があります。

最終判断|必要なのは「洗濯専用の部屋」ではなく「洗濯が終わる仕組み」

ランドリールームは、共働き家庭の必須設備ではありません。

室内干しが中心で、乾かす・たたむ・しまうを近くへまとめられ、他の部屋を圧迫せず通路も確保できるなら、独立室は毎日の負担を減らす有力な選択肢です。

反対に、乾燥機や浴室乾燥で足りる、収納が遠い、専用室のためにLDKや収納が狭くなるなら、脱衣室との兼用や多目的スペースの方が合理的かもしれません。

僕なら、まず「独立室あり」「脱衣室兼用」「専用室なし」の3案を同じ図面条件で出してもらいます。そのうえで、最大量の洗濯物と実物のハンガーを使い、家族が歩けるかを確認します。

今夜の洗濯で、洗濯機から物干し、たたむ場所、収納まで何歩かかっているかを書き出してみてください。必要な部屋ではなく、なくしたい移動が見えてきます。

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